空気がすっかり冷たくなる季節。寒さが本格的になってくると、つらい「冷え」に悩まされる人も意外といらっしゃるのでは?肌の健康は『美肌力』にも繋がります。
『冷えた肌、冷えた身体』は、実は『万病の元』でもあります。元気な肌で毎日を過ごすためにも、今からしっかり冷え対策をとりましょう♪
【「冷え」って体温が低いことだけではありません】
多くの方、特に30代後半から悩ませる身体の「冷え」。寒気がする、または触った手足が冷たく感じることで『自分は体温が低い』と思う人も多いようですが、実際にはそうとは限りません。
健康的な平熱は、36.5~37.1度くらいと言われていますね。
一方、冷えは自覚症状によるもので、「手足や腰が冷たくてつらい」「ぞくぞく寒気がする」といった症状を感じる場合は冷え症と考えて良いでしょう。
いずれにしても、身体が冷えていると、不眠や肩こり、関節痛、便秘などなんとなく不調だという事が起こりやすくなります。
美肌であるためにも、元気(気を楽にして、健やかである状態、 又は疲れにくく安眠しやすいなどが目安)を保つためには冷えの改善策をオススメします。
【「冷え」は肌トラブルの元】
冷えは「気・血・水」の『血(ケツ)』の働きが鈍り、身体を温める 「血」が毛細血管まで十分に行き届かず、手足などが冷えてしまう症状。
「血」は身体全身に潤いや栄養を運び、いらなくなった老廃物を回収する働きも担っています。そのため、血が身体のすみずみまでしっかり届かないと、肌の栄養や潤いが不足、乾燥やシミ、くすみ、 たるみといったトラブルが起こりやすくなるのです。(ターンオーバーの乱れ)
まず、美肌の3条件は「潤い、ハリ、 透明感」。 それに関わる要素の中でも、気と血は冷えとの関わりが深い要素。 冷えを改善して肌を整えるためには、気血の状態を健やかに保つことがポイントです。
【気血ケアは“早めのスタート”がカギ】
〈美肌におすすめの温活〉
① “くびれ保温”は温活の基本
寒気は足元から入り込みます。冷えが強い人は足湯も習慣に。
『ぽかぽか香る手足湯』
刻んだしょうが(10~30g)+(あれば)シナモンスティック1本 を「温泉水99」500ml に入れ、約半量になるまで煮出す(シ ロップ)。40~43度のお湯を、バケツに入れ、シロップを50ml ほど入れたもので10分以上、手足を温めて。温めた後、レッグウォーマーなどで保温するとなお良いでしょう。
② 肌ケアは、週に2回、2ステップで免疫美肌ケアを。