【春になると日が長くなるとともに「陽気」が増えてきます。】
人間の身体の気も上へ、外へと上がります。 また、春の邪気は「風」ですが、春一番というように春先は 風が強い時期です。
風邪(ふうじゃ)によってウィルスなどが身体に入りやすくなったり、アレルギー反応が起きやすくなったりします。
感情の変化が大きくなったり、イライラして怒りっぽくなったりします。肌も同じように揺らぎやすい時期。
春に注意しなくてはならない臓腑は「肝」です。 「肝」のケアのポイントは「興奮させすぎない」と「血を補う」2点です。
春は陽気が盛んになるので「肝」が興奮しやすく、体内の働きも活発になるので「血」を消費するようになります。